川崎ソリッドスクエア

川崎ソリッドスクエア

都市計画について

JR川崎駅前の明治製菓川崎工場跡地の再開発に際し、都市設計を担当し、我が国における本格的な再開発地区計画制度活用の第一号として用途地域変更と、容積率750%(指定容積率200%)の開発を実現しました。川崎のゲートシティに相応しい斬新な建築デザインの追求、水面の表れる大規模なアトリウム(約2,500m2)の導入、ピーターウォーカーによる美しいランドスケープデザイン等により、ビジネス&プレジャーを実感出来るオフィス空間を可能としました。

建築設計について

かわさきテクノピア第一地区の再開発です。ツインタワーの先進的オフィスセンターとして最新の機能を備えています。大きなアトリウムがタワー間の低層部に設けられています。開閉式ガラスドームが乗った水盤のあるこの空間は、光のうつろいを演出し、四季を感じさせ、市民が憩えるオープンスペースとなっています。そのまわりの低層部には飲食店、スポーツクラブ、多目的ホールが設けられ、生き生きとした街のにぎわいを生み出しています。緑豊かな広場と安全で快適な歩道スペースは、ここで働く人々だけでなく通りかかる周辺の市民にもゆとりとやすらぎを与えています。川崎のゲートシティにふさわしい斬新なデザインで、新たなランドマークとなっています。

所在地
神奈川県川崎市幸区
敷地・対象面積
2.01ha
用途
事務所・アトリウム・飲食店・ホール・アスレチックジム・駐車場
延床面積
168,904m2
構造
鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造
階数
地上24階・地下2階
建物高さ
102m
業務内容
コンセプト提案 総合監修(事業推進、基本設計、ランドスケープデザイン、設計監修)
業務期間
1987年 – 1992年
事業主
明治製菓株式会社 第一生命保険相互会社
建築設計
株式会社日建設計
許認可等
再開発地区制度(現 再開発等促進区)