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六本木の新たな憩いの場「ロクサンひろば」の創出

六本木の新たな憩いの場「ロクサンひろば」の創出

六本木三丁目児童遊園、六本木三丁目公衆便所および周辺道路は、東京を代表する繁華街の中にあって、施設の老朽化に加え、見通しの悪さ等に起因する防犯面での不安など、安全・安心や快適性に関する課題を抱えていました。
UGは、港区や地域の皆さまとの調整を数年にわたって重ねながら、「計画」「設計」「公衆便所の施工監理」「維持管理・運営の検討」を連続的に行い、六本木の新たなランドマークとなる「ロクサンひろば」の創出を支援しました。
地域を代表する組織・団体の方々との懇談会や検討会を通じた多様なご意見を計画に反映しながら、地域に根ざした環境づくりに尽力しました。
設計にあたっては、奥まった立地性の改善を意図した視認性と開放感のある〝ひろば〟空間の形成を基本とし、防犯性の確保とともに、近隣住民の憩いや楽しみに資する機能、景観、持続的な維持管理に配慮しながら、児童遊園・公衆トイレ・周辺道路の一体的な環境形成を考えました。
特に、公衆トイレは令和5年度港区策定による『「進めよう!おもてなし公衆トイレ」整備方針』に基づく区内第1号であり、供用開始後の良好な環境維持を見据えたAI防犯カメラの導入やIoTを活用したトイレ管理など、行政としては先例がないような先進技術を取り入れています。

六本木の新たな憩いの場「ロクサンひろば」の創出
六本木の新たな憩いの場「ロクサンひろば」の創出